第弐話
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その後、青龍という青年は不機嫌丸出しで舌打ちをし消えてしまった
「しょーがないのぉ」
晴明がそう呟くと彩の方を向き
「もうすぐわしの孫が帰ってくる…その前に聞きたいんじゃが」
『はい、なんでしょ』
首を傾げる彩に晴明が扇を広げ口元を隠し
「ここにわし以外に何人いるかわかりますかな?」
彩は辺りを見回し口を開いた
『ここには3人いますね』
一人一人見るとそこにいた晴明をはじめ周りの3人も驚いたように目を見開く
「前に居た所でも視えていたのですかな?」
いえ、と深くは言わずに首を振ると同時に障子の向こう側に人の気配がした
「じいさま、ただいま帰りました」
あの声は、とそちらに顔を向けるとそこが開き目が合う
「あ、起きたんですね!」
少年らしい笑顔を向けられ彩も頭を下げる
「昌浩おかえり…先程起きられてな、今日から此処に住むことになった彩殿だ…挨拶しなさい」
・