第弐話
夢小説設定
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その青年について行くと一つの部屋にたどりついた
「晴明連れてきた」
そう言うと消えた相手に驚きながらも視線を中にやる。そこには一人のご老人と周りを囲んでいる4人の若い男女
さっき俺を呼びに来た人も側で腕を組み立っていた
『(式…みたいなものなんだ…けど何か神々しい気配だし…式神?)』
とりあえずそこには視線を向けずご老人の方に目を向ける
『あの…「とりあえず座ったらどうじゃ?」
…はい』
彩はそこに座り真正面から相手を見て
『あの…ここはどこなんでしょうか…何故俺は此処に…』
再び声をかけるとうむ、とご老人が口を開いた
「ここは平安京にある安部の屋敷。おぬしは昨日、昌浩に運ばれてきたんじゃ」
平安京という言葉に彩は固まり、安部の屋敷と聞き石化した
『(ちょっと待てよ…平安京の安部の屋敷っつったら陰陽師家だよな…しかもさっきの青年が【晴明】って安部晴明?!大陰陽師じゃねぇか!)』
一人パニックに陥りながら悶々と考え目の前の老人を見た
『(どうすっかな…)』
胡散臭い笑みを浮かべる相手に危機を感じ彩も苦笑いを浮かべる
「して、そちはなに用であそこにおった?」
相手の言葉にそっと息をつき
『俺にもなんとも…自分の部屋にいたら浮遊感に陥って気づいたらあそこにいたんですから…それで混乱しながら考えてたら五月蝿い声が響いてきて…男の子と犬みたいなのと話した覚えがあるんですけど…そこから記憶がなくて気づいたらこの屋敷で寝てました…』
だから、あそこに居たくていたわけではなかったと…そう伝えると老人もとい安部晴明は考えるようにして口を開いた