第壱話
夢小説設定
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『ただいまー』
深夜ドアを開けるが誰も返事はかえしてはくれない
そんなの分かってるのに…
親は俺が小学校4年の時に海外に行った。
その間ずっと祖父がいてくれたが親はそれきり仕事が忙しいのか連絡もしてこない。
ただ、毎月毎月多額のお金だけ送ってくる
そして、俺の家は神社で代々陰陽師をやっている。昔は祖父がやっていたが俺が中学3年になったときに亡くなり、其の時に俺に受け継がれた。帰ってきた親は反対したが、修行を受けてきた俺はこの神社を守りたくて受け継いだのだ。
それを機に学校を止め、神社での仕事を優先させた。
『今日も何もなかったし、大丈夫だろ・・・』
散歩がてら変な様子はないか見ていたのだが何もないことを確認し、戻ってきたのだ。
『寝るか・・・』
自室に行き、着物に着替えると布団に入り仰向けになり目を閉じる
しばらくして眠気が襲ってくると同時に浮遊感に見舞われる。それをおかしいと感じた彩は目を開た
『ここどこだ・・・』
自室の壁が写ると思っていた彩だが、今じっさい写っているのは白…
何もない白、シロ・・・
辺りを見回しても何もなくただ彩は呆然としていた。
『え・・・』
しばらくそうしていると今度は暗くなり何も見えなくなると同時に彩は意識を失った