第参話
夢小説設定
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そう、先程彩は白いのを撫でた時にたんこぶを治し…移したのだ
訝しげに見てくる相手に苦笑しながら見返し
『別に、痛そうだったから…ただそれだけの事』
短く言うと未だに視線を寄越してくる白いのから漁っている昌浩の服に目を戻し畳んでいく
『痛いのなんか嫌だろ…別に深い意味なんかないし…ぁ、昌浩…できたら狩袴と狩着も借りたい』
「分かった!…っとこれでいい?」
見つかったのかそれを受け取り見ると頷き、ありがとうと伝える
「ううん!何か必要な物があれば言って?」
昌浩の言葉に再びありがとうと伝えると立ち上がる
『じゃあ着替えてくるな~』
そのままヒラヒラと手を振ると自室に戻る
白いのはジッと俺を見たままで何も言わなかった…
『青龍、気配を消して何で俺の部屋にいる?』
戻ると青龍が壁に寄りかかってこちらを見ていた
「…………」
何も言わない青龍に対し彩は息を吐き着替えようとするが動きを止め
『…青龍、悪いが出ていってくれないか?』
「何故」
何故…う~ん、と眉を寄せ相手を見て
『青龍って、女の着替え見るのが趣味なのか?』
間
「…………女…?」
しばらく間があり、青龍は僅かに目を見開きながら彩を見てポツリという
『そう、ま、別に良いけど…』
そう言って彩はゆっくりと脱ぎ出すと青龍は一度大きく舌打ちをし出ていってしまった