第弐話
夢小説設定
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「あ、はい…俺は昌浩です。
で、これが物の怪のもっくん」
昌浩の隣でちょこんと座っていた純白な生き物は彩を見ていたが昌浩の言葉に牙を剥いた
「これ、とは何だ!それにもっくん言うな!晴明の孫!」
「孫言うな!『クック…』
………ぁ、すみません」
一人と一匹?のやり取りに彩は堪えられなかったのか小さく笑いを溢した
『いやっ、悪い…面白かったもんで…俺は花岡彩だ…これからよろしく頼む……そちらの白い物の怪さんも』
こちらこそ、お~…、と二人はバツが悪そうにしながらも返事をしてくれた事に再び笑いかけたが押し込む
そこに、では…と晴明の声がし、そちらに顔を向ける
「例の件は明日にはついているだろう…今日は色々と疲れたじゃろ
昌浩、彩殿を自室に案内して差し上げなさい」
「あ、はい…じゃぁ行きましょうか」
彩はあぁ、と昌浩に頷き晴明に向かい深々と頭を下げると立ち上がり、失礼します、と部屋を後にした