Files4
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
その後授業が終わり教師に礼を言えば教室を出ようとした彩は生徒にひき止められ冷や汗をかいていた
「英語、どこかで習ったんですか?」
「私に教えてください!」
「あ!ずるい!私も私も!」
『ちょ、落ち着いて』
彩は迫ってくる女子にはるかや愛美に助けを求めるように視線を向けるもただ笑っている
『(このやろう!銀、どうにか…って居ないし!)』
このさい相棒に何かしら騒ぎを起こしてもらおうかと辺りを見るも居らずどうしよう、と内心困惑する
「…黒蝶、何をしている。早くしろ」
騒ぎの中、扉が開き声をかけたのはナルでその時彩はナルが救世主に見えた
『ごめん!ってことで仕事に戻らなきゃならないからさ。またね。』
ええーと言う生徒に手を上げ縫うようにそこを離れればナルの所に向かい腕を取ると教室を出ていった
『本当助かったよナル。で、今から例の席?』
「あぁ。」
「え、何でナルが黒蝶の居る場所知ってるの…」
麻衣とぼーさんは例の席ではなく急に隣の教室に向かうと、引き止める隙もなく入っていき、そこから彩まで出てきた事に驚きながら呟くも当の二人からは返事が帰ってくることはなかった
《彩、ごめん。》
『(あ、銀。さっき居なかったね…何かあった?)』
高橋優子という生徒とナルが話ながらその席に向かう途中居なかった銀が駆け寄ってくるのが分かり問いかける
《土が騒いでて…宥めてきた。土が汚されるって。》
『(土が?…分かった。私の方も調べるよ)』
…