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《 彩のイライラの原因なんなんだろ…この依頼と関係あるのかな?》
『分からない…けど多分そう。』
彩が銀を引き寄せぎゅっと抱き締めれば気持ちのいい毛並みに顔を埋める
《離脱すれば?ナル達に任せて》
その言葉に首をふり立ち上がる
『ううん…そういう訳にはいかないよ。仕事は仕事だから…ぼーさんには後で謝るとして次行こ…』
彩はもう一度辺りを見渡せば言い部室を後にすれば校舎内の廊下を歩きだした
『えっと…次は…』
「あの…」
メモ用紙を見ながら次に行くところを確認してると後ろから声がかかり振り返る
そこには黒い靄に包まれた女性の姿
『っ、…えと、すみませんが…』
一瞬息を詰めた彩は平然を装いながら聞けば人の良さそうな笑顔を見せる女性
「ごめんなさいね。いきなり声をかけて…私は生物を教えている産砂恵といいます…貴方、調査に来ている人よね?貴方があの護符を配っているの?」
『はい、 黒蝶といいます…護符を配っているのも自分です…気休め程度ですがないよりは、と…あ、今校内を見て回ってまして、お話でしたら会議室の方にお願いします。』
彩がそう言えばそう、と産砂は頷くと同時にチャイムがなり生徒達が近くの教室から出てくる
「引き止めてごめんなさいね。」
いえ、と 彩が返せば去っていく産砂が見えなくなると 彩は壁に寄りかかる。その周りで生徒がキャーキャーと騒ぎだす
《彩…あれって…》
『……………この依頼…最悪かも…』
産砂を見た瞬間、周りにまとわりつく黒い靄。それに銀は顔を強張らせ彩は険しい顔で呟けば騒いでる生徒に話を聞きにいった
…