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『昨日は被害にあった生徒、教師の話を聞いて終わった…聞き込みはそこのホワイトボード。詳細はノートにに書いてあるから確認してください。地面の歪みも周りに井戸もないから地盤沈下の可能性はないです。』
彩は椅子に座ったナルに紙コップに珈琲を入れながら報告をする
ぼーさんや麻衣がホワイトボードを見ながら話を聞き被害の多さに目を見開く
『まだ一つ一つの場所は見ていません。今日の昼から開始しようとしてたので…これで報告を終わります』
「はぇー…凄い数だね。」
麻衣が呟けばナルも立ち上がりホワイトボードを見る
「彩が見る限り霊は?」
『いません。』
「いない?!そんな、まさか!」
きっぱりと言い切った彩にぼーさんが驚き叫べば彩は顔を向け小さく息を吐き出す
『信じなくてもいいですよ。まだ学校中を見て回った訳ではないですし…けど姿、しかも気配もないんですよ。ってことで私は学校を見回ってきます…いいよね?ナル。』
「わかった。何かあれば携帯に。」
彩がナルにそう言い頷いたのを確認すれば彩は携帯をポケットに入れ会議室から出ていった
「…なぁ、俺、怒らせた?」
「え?そんなことないでしょ」
彩が会議室から出ればポケットの中から小さなノートを取りだし事件一つ一つ見て回る
《 彩、大丈夫?》
『何が…って…ごめん、わかってる。仕事中は私情を持ち込んじゃいけないのに…』
彩が陸上部の部室に入れば辺りを見渡していれば銀の声に一瞬固まり大きく息を吐けばそこにしゃがみこむ
額に手を当て呟けば銀が宥めるように 彩の頬を尻尾で撫でた
…