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『何日かかるか分からないけど何か掴まないと……なんていうんだろ…ここに居ると胸が騒ぐっていうか何かを殴りたい衝動が…』
《お願いだから落ち着いて…》
『…ごめん。大丈夫!さ、やらなきゃ』
彩が意気込みノートに向き合い先生からもらった拡大の校内地図をホワイトボードに貼りそこに生徒、教師に起こった事を書き込んでいけばすぐにホワイトボードは黒に染まっていく
「黒蝶さん、借りてきましたよ!」
「私達が補充することになったので無くなりそうになったらいつでも言ってくださいね!」
『ああ、本当ありがとうね。君たちの名前は?』
ホワイトボードから目を離した彩がポットを持って入ってきた女の子達に顔を向け言う
「わ、私は斉藤はるか!」
「藤本愛美です!」
『はるかちゃんと愛美ちゃんだね。後で連絡先書いてくれるかな?頼むときメールするよ』
「わ、わかりました!」
彩がポットをコンセントに繋ぎながら言えば早速、と二人が小さなメモ用紙に書いて彩に渡す
それを受け取り確認すれば頷く
『後で連絡するよ。色々頼むかもしれないけど礼はちゃんとするから』
「そ、そんな気にしないでください!」
首を振る二人に彩が何かを言おうと口を開くも
「すみません、よろしいですか?」
扉の外から生活指導の吉野の声がし彩は一度口を閉じどうぞ、と声をかける
「じゃ、じゃあ私達行きますね!何かあれば連絡してください!」
そう言って二人は出ていき変わりに中に入ってきたのは
「え?」
『え…?…あらら』