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《あらかじめボクに話してくれてもよかったんじゃない?》
『ごめんごめん。こんな突拍子のサイトになんて依頼がくるかも分からなかったしさ…』
苦笑を浮かべながらボクを撫でる彩にしょうがないなぁ、と呟く
《受けるの?》
『もちろん。でも一度連絡取って話を聞いて本物だと思ったらの話だけど』
カチカチとパソコンを弄り、依頼主の連絡先をメモ用紙に書いた時、広重が戻ってくる
その表情は困惑気味
《じっちゃん?何かあった?》
「うむ…今の電話なんだが…ちょっとばかし呼び出しがかかってのぅ…」
『おでかけしてくる?』
彩は顔を上げ首を傾げながらストンと座り彩とボクの方に体を向ける
「おでかけはおでかけなんじゃが…いつ帰ってこれるかわからんのじゃ…」
『《え?》』
「わしが陰陽師会の幹部ってことは話したな?」
『うん。』
広重は陰陽師会といって陰陽師を支援している団体の幹部であり時に未熟な者に教えることもある
「知恵を貸してほしいと言われてのぅ…いつ終わるのか分からん」
『どこまで行くの?』
「イギリスじゃ」
《……はぁ?!》
まさかの外国にボクは思わず大きな声を出して叫んだ