Files3.5
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
高校に上がってすぐ、彩が仕事をしたいと広重に言い出した
陰陽師としては血が関係するのかすでに広重に太鼓判を貰っているしボクも広重から式の事を色々学んだから力もついた…
今は日の当たる場所でひなたぼっこ中
隣には広重が座って本を読んでいる
広重は突如来た彩に顔を向け
「仕事とは?」
『考えたんだけど…夜警行くと結構人に迷惑かけてる異形とか霊が多いと思って…そういうのを助けれたらなって…霊的何でも屋みたいな事。』
「ほう…いいじゃないか。やってみなさい。」
あっさりオッケーした広重にボクも驚くが彩は嬉しそうに頷いて部屋を後にした。
ボクは広重を見る
《いいの?》
「あの子はやるって決めたら曲げないからのぅ…」
《はは、確かに。》
そんな感じで和んでいたらドタドタと階段から降りてくる彩。
その手にはパソコンがあった
『おじいちゃん、銀見て!』
机の上にパソコンを置き二人にも見えるようにすれば…
《依頼が…2件…?》
『いやぁ、実は仕事の事前々から考えててホームページを作ってたの。』
ボクは1週間前くらいに彩がパソコンに向かって必死でなにかをやっていた事を思い出した
「…なになに?はじめまして黒蝶…黒蝶?」
『仕事する上でのコードネームなの』
コードネーム?と再び広重が言えばボクが偽名みたいなもの、と伝える
ほぅ、と広重が頷けばボクも画面を見て内容を読む
《1件目は取り憑かれてるみたい…もう1件は部屋の騒音…》
銀が読むと同時に電話が鳴り広重はパソコンから目を離せば彩を見る
「彩のやりたいようにやりなさい。無理はしない程度にな?」
広重が彩の頭を撫でながら言えば電話がある部屋まで向かった
…