Files3
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『ごめんごめんって。なんか悪戯心が、ね』
「ね、って彩でも悪戯するんだねー」
麻衣、一体私をなんだと…
「真砂子も驚かなかったよな」
ぼーさんの言葉に真砂子は顔をあげればふい、と顔を背け彩を見る
当の本人は苦笑を浮かべ麻衣が用意してくれた紅茶を飲む
「私も一度引っ掛かりましたの…仕事中にやられて周りはパニック状態でしたわ」
『真砂子でも見ることは出来ないからね…いい反応してくれたよ?』
あはは、と笑いながら言う彩に全員が脱力し色々問い詰めていく
「リンには一度見られてるっていったな…」
喧騒を聞きながら今まで黙っていたナルが口を開きながら報告されてないこと睨む
「今回の依頼の時に…一度一人で見て回りたいと言って。…あなたが彩の式と初めて寝た次の日です。外に出掛けたと言ったときです」
睨まれた事に逆に何かを思い出したのかリンは微笑みながら言えば訝しげに見るナル
「何故報告しない。」
「 すみません。報告していれば 彩を怒らせたと悩まずにすみましたか?」
「っ、」
ナルは図星のようで何も言わずに紅茶を口に含む
「ちなみに、消えた日の朝、ナルが起きてきて飲んだ珈琲あるでしょう?」
「あぁ、わざわざリンが淹れてた日か」
「彩がお湯を入れた時にナルがベースに来まして私が誤魔化してたんです…」
リンの言葉にそれがなんだと目で言えば珍しく楽しそうな目をしそっとナルの耳に顔を近付け
「あれ彩が使っていたカップです」
「…………っ、リン!」
間接キス…ナルがそれに気付けば僅かに赤くなりながら叫ぶもはたと違うことも思い出す
駄菓子を道端で食べて自分が食べれなかったもの彩へ
そして彩が食べていたものを自分が…
それを思い出しナルは頭を抱えたのだ
…