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今回の事件が終わり、黒蝶の仕事も暇が出来たため、数日ぶりに手土産と共に事務所まできた
《真砂子嬢の気配がするー》
『じゃあ皆いるのか…ちょっと悪戯してみようか』
彩はポケットから符の紙とペンを取り出せば何かを書き込みポケットに入れる
《でた。彩の悪戯》
段々見えなくなっていく彩の姿に銀は苦笑する
彩は荷物を入り口横に置けばノックをする
「はい……?」
「どしたー?」
麻衣が出てくるも誰も居らず首を傾げ外を見れば後ろからぼーさんの声がかかる
その隙に彩は中に入る
そして真砂子の後ろに立ちそっと肩に触れる
「?!」
ばっと後ろを振り返った真砂子は何も居ない空間を睨むもすぐ側にいる銀の存在に気づき目を瞬かせ苦笑を浮かべる
「なんだったんだろー…けど、こんなの置いてあったよ?」
麻衣が戻ってきて机の上に置いたのは彩が持ってきた風呂敷に包まれた手土産
「なんか怖いな…綾子、開けてみろよ」
「嫌よ!なんで私が!」
騒ぎ始めたメンバーに彩は小さく笑えば真砂子の隣に座りティーポットを持ち上げる
「…え?」
「ティーポットが…浮いてる?」
「なんでなんで?!もしかしてお化け?!」
本格的に騒ぎだしたメンバーに彩は笑うのを堪えゆっくり置き立ち上がるとぼーさんに抱きついてる麻衣の後ろに立ちそっと耳元に息を吹く
「っ、きゃぁあ!」
「うおっ、どうしっ…ぎゃー!」
麻衣がいきなり悲鳴を上げ驚いたぼーさんが慌てるも自分の耳元に息を吹き掛けられれば凄い声を出す
……