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「とにかく、彩が子供を減らしてくれたがまだ手下の数が多い。問題はあの女だ…女を引きずりださなければ意味がない」
ナルがモニターを見ながら言えば全員を振り返る
「松崎さん、彩、霊を通さない護符を作って家中に貼ってください。」
「私のはすぐ突破されちゃうわよ?」
「構いません。内側に向けて結界を張る」
ナルの命令を聞き彩はポケットから護符に使う紙を取りだし机に乗せ椅子に座れば筆ペンで書いていく
それを麻衣と真砂子が覗き込みながらもナルの話を聞く
「霊が礼美ちゃんの側に近寄れないようにするのではなく、この家から出られないようにして鬼門だけを開放する」
「鬼門って?」
麻衣の疑問にナルはじろりと見て冷や汗を流す麻衣は彩ー、と声をかければ当の本人は苦笑しナルを見てから麻衣を見る
『鬼門ってのは北東の方角、…悪霊が通りやすい方向なの。』
「鬼門以外が通りにくいとなれば連中は必ずそこを使う。そこでぼーさんと松崎さんが鬼門の外で構える」
『祓わないよね?』
ナルの言葉に彩が書く手を止め言えば頷く
「散らすだけでいい。後は僕がやる」
なら良かった、と彩が息を吐けばナルが女をどうにかするといった言葉に驚く声を聞くと麻衣たちに護符を渡し貼っていくように頼めば頷きベースからでていった
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