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彩はしっかりと着地し井戸の底につけば途中急に意識を失った麻衣を横たえる
『……暗い…』
辺りを見渡す
上からの光はあるがほとんど届いてない
…孤独…一人ぼっち
その言葉が心の中にストンと落ちてくる感覚に目を細める
先程から綾子が私達の名前を叫んでるのが聞こえるが無視し子供の霊が彩を取り囲むようにする
すぐ後ろから強い気を感じ振り返れば顔が暗くて見えない女
「私の……とみこ…」
『大丈夫。きっとナルが連れてくる…もし連れて来てくれなかったら私を連れていけばいい。だからもう少し待って?』
彩が小さくそう言えば女がじろりと凝視し小さく頷くと消えていく
それと同時に麻衣が目を覚ます
「麻衣!彩!大丈夫なの?!」
『大丈夫ですよ。』
「大丈夫だよ!」
麻衣が起き上がるのに手を貸しながら言えば上から安堵したような声
「彩は立ったまま動かないし…返事くらいしなさい!今リンが助けにいくからね!」
リンが降りてくれば綾子から椅子を受け取り麻衣が上に上がっていく
「次は彩です。」
手を差し伸べながらリンが言うとその手を取り上に上がっていく
『ありがとうリンさん。』
上につけばリンにも手を貸し全員が井戸を見る
「怪我は?」
『私はどこも。…ちょっと瞑想したいから隣の部屋にいていい?』
「わかりました。カメラはありませんので何かあればベースへ。誰かしら居ますから」
リンの言葉にありがとうございます、と呟けば麻衣たちに声をかけ部屋を後にした