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「危険だ。何があるか分からない…ぼーさんに任せておけばいい」
彩の言葉にリンまでもが驚いて振り返り二人を交互に見る
『大丈夫』
ナルの言葉にキッパリと返す彩に両者が見つめ合うと麻衣達は冷や汗を流す
『(大丈夫だから、信じて。これ以上子供の苦しむ声は聞きたくないの。)』
「っ、?!」
ナルの頭に突如として彩の声が響き目を見開く。彩ももしかしたらと思ってやってみただけで通じるとは思ってなく僅かに目を開く
『(ナルと銀の波長が合うなら私とも合うということなの。きっと慣れれば銀の言葉も聞こえるはずよ…ナル、お願い)
』
「…………わかった。」
他から見たら両者が睨みあったまま無言で、ナルが折れたと思うだろう
「ナル!けど危険じゃ!」
「そうですわっ!彩、お止めになって!」
麻衣と真砂子が心配してナルに言えば諦めたように息をつく
「危険だと思ったらすぐに中断する。いいな」
『分かった…麻衣、真砂子も心配してくれてありがとう。けどこれは私がしたいことだから』
安心させるように彩は二人の頭を撫で微笑んだ
…