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『ただいま。真砂子とジョン連れてきたよ』
「おかえり彩、ご苦労様ー」
彩が家に入れば麻衣が待っており、後ろの二人を中に促せば典子さんに紹介しベースに向かう
その最中真砂子は彩の手をぎゅっと握り締め辺りを見渡す
「なんですの…これは…」
「真砂子?」
真砂子の呟きに麻衣が反応し首を傾げる
「彩、よく無事でいられましたわね…酷い…こんな酷い幽霊屋敷を見たのは初めてですわ…」
その言葉に麻衣は顔を強張らせ彩を見ると苦笑を浮かべ急いでベースに行く
「大丈夫?ベースについたよ」
「真砂子、やだどうしたのよ」
真砂子はベースについた瞬間そっと息を吐きナルを見る
「なんですのこの家…墓場よりひどい……まるで霊の巣ですわ」
彩に寄りかかるようにしていう真砂子に彩はそっと背中に腕を回し撫でる
そうすれば驚くもホッとしたような表情になり辺りを見渡す
「子供の霊が至るところにいますわ…みんなとても苦しんで…お母さんのところに帰りたいといって泣いています」
『この家自体が子供の霊を集めてる…とりあえずこのベースは安全地帯だからいいけど…今、霊の力が強くなってるから気を付けて』