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彩は礼美と離れ池の方にきていた
『式占で出た水…思い当たるのはここしかないし…銀、ちょっと周り見てきてくれない?』
《分かった》
銀が去ったのを確認すれば彩が池の近くにしゃがみこみ水に触れる…冷たい…
「礼美ちゃん!」
何事?
彩は立ち上がると少し離れた場所で叫びながらくる礼美と追いかけてくる麻衣が見える
このままくれば池に落ちてしまう
「ミニー!ごめんなさい!ごめんなさい、怒らないで!意地悪しないで!」
『ミニー…?って、ちょ』
彩は礼美の呟きに何か引っ掛かるも慌てて飛び出し落ちそうになる礼美の手を掴めば地面…つまり自分の後ろ側に引っ張れば軽い体は簡単に戻り麻衣の腕の中へ…しかし
「礼美ちゃん!…って彩?!」
『う、わぁ!』
勢いよく引っ張った為、彩はそのまま前の池の中に
「彩!!」
《彩!?》
麻衣に続き銀の声に重なって水しぶきの音が響く
『ぶはっ…結構深かったんだ。礼美ちゃんは!?結構強く引っ張っちゃったんだけど!(銀、私なら大丈夫)』
麻衣が腕の中で泣いてる礼美に痛いところはあるかと聞けば首を振り後からきた典子さんの元に抱きつく
それに麻衣が安心したようにすればすぐに彩を見る
「大丈夫っぽい!彩は怪我は?」
『大丈夫大丈夫。とりあえず礼美ちゃんについててあげて』
よいしょ、と銀の手伝いもあり池から上がる彩は髪をかきあげ麻衣にそう言えばでも、と何故か赤くなりながら心配する麻衣の頭を撫でる
『第一に依頼者を優先するものよ。着替えたら戻るからそれまでよろしくね』
「う…分かった…けど、急いで着替えてね!」
麻衣の指摘に自分の格好を見ればTシャツが肌が張り付いている
それに笑いながら言えば麻衣は分かってない!と肩を落とした
…