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「彩、ちょっと」
その後、各自休むことになり彩も寝ようと先に行く麻衣達の後を行こうとすると後ろから声がかけられる
振り返ればナルで椅子に座れ、と促され首を傾げながらも椅子に座る
リンも予想外の事らしくモニターから目を離し二人を見る
『何か?』
「さっき言っていた占じた事に対する自信は?」
『は…?あ、いえ…なければ言いませんね…』
ナルの言葉に彩は素が出そうになるもすぐに持ち直し言う
『まぁ、ただの占いですから信じる信じないは自分の勝手ですね。』
「信じてもらえなくても構わないと?」
『確かに信じてもらいたいとは思います。でも、どうやって信じてもらえと?結果の文字が羅列して並ぶわけでも、声が聞こえるわけでもない。…占いにたいした力はないのだと思います…けど私は陰陽師としての誇りがあります。異形等から人を守る義務がある…だからたとえ信じてもらえなくても私は私のやるべき事をします』
苦笑しながらも断言する彩にナルは黙りこみしばらく彩を見ていたがそうか、と告げる
「…分かった。なら僕は今後の結果次第で信じる事にする。それと今後、僕の事はナルでいい。敬語も使うな」
『え?』
「聞こえなかったのか?」
『いえ…そうじゃなくて…分かり…分かった。』
「私にも敬語使わなくていいですよ」
『ええ?!』
リンさんまで…
いったい何が起こったんだ…この短期間で…
彩は状況についていけず慌てながらも頷き話しは終わりかな、と立ち上がる
「それともうひとつ…」
『ん?まだ何か?』
同じようにして椅子から立ち上がったナルは僅かに言いずらそうにするも次がれた言葉に彩も、そしてリンさえも小さく笑ってしまった
「また式とやらをかしてくれないか」
『っ、銀って名前です。銀、どうする?』
《行くー!》