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「なんでなんで何で!?」
「どういうことよ!」
一瞬にして騒がしくなった会場内では混乱した麻衣達が次々に彩に詰め寄る
「皆さん落ち着いたらどうですの?」
真砂子の一言ででも、とまた一段と騒がしくなる
それに呆れて真砂子は元凶の一人である彩を見るも、当の本人はリンと銀に慰められている
「まさか…あんた知ってたとかじゃないの?!」
「ええー!?そうなの?!」
今度は標的が真砂子になったことで安原もまぁまぁ、と女性人の肩を叩く
「だって気になるじゃない!」
「そうですか?誰が誰と色恋沙汰になっても興味はありませんけど、僕、知ってたんで」
「はぁ!?」
「なんで!?」
「僕、見ちゃったんです。ちなみに知ってるのはリンさんと原さんです。」
どんどん暴露されていくことに真砂子はため息を吐き非難めいた視線を送るもへらへら顔で返される
「おいおい知ってたなら教えろよ少年。で、いつからなんだ?」
「…子供達が集まっていた幽霊屋敷のあと彩が入院してからですわ」
諦めたように真砂子も話始めればそんなに前から?!と愕然とする
「ナルに確かめましたもの。二人のことはほっといてあげてくださいまし」
「わかった。あとでナルちゃんにだけ問い詰める」
それをやめろと言うのに、と納得いってない綾子やぼーさんにもう一度ため息を吐いた
「あ、さっきは人の色恋沙汰はどうでもいいって言ったんですけど…原さんは付き合ってる人とか居ないんですか?」
どういう流れで私の話になるんだと安原を見れば
「?…ええ。いませんけれど…それが?」
「なら僕と付き合ってくれませんか?」
間
「「「えぇええ!?」」」
「な、何を言ってるんですの!?」
「いや、流れてきに今なら言えるかな、と」
柄にもなく緊張しているふうに見える安原に真砂子は顔を赤くし着物の袖でかくす
全員の期待の目で見られればたじろぐも小さく頷き一層その場が騒がしくなりリンや彩も顔を向けてくる
「いよっしゃ!今日は送別会かねて真砂子達、ナル達の祝いだー!」
ぼーさんの叫びに寄ってきた彩達を含めどんちゃん騒ぎをはじめるのであった