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一度吉見家に帰り報告を済ませると一泊し、翌朝帰ることになった
「こっちの車に乗れるのは5人までだからな。2人そっちに乗ってもらうことになるけど誰が…」
「彩はこっちだ。原さんも乗りますか?」
「もちろんですわ。彩、行きますわよ」
『あ、うん。銀おいで』
尻尾を振り駆け寄ってきた銀に微笑み、後ろで愕然としている綾子と麻衣に内心ごめんと思いながら車に乗り込む
そして発進するぼーさん達の車の後ろを走り彩は欠伸をもらす
「寝てはどうです?ついたら起こしますから」
ミラー越しにリンに見られ恥ずかしそうに口元を隠し、真砂子を見ると小さく笑い頷く
『う…じゃぁお言葉に甘える…』
なんで急に眠気が…と考えながら銀を膝に乗せ目を閉じるとすぐに意識は闇に落ちていった
暗い暗い夢
『(この前と同じ夢だ…)』
自分が水底に落ちていく夢
重力に逆らうことなく落ちていく自分の身体。
上に向かって手を伸ばすが掴むのは水だけ
『(このまま落ちたら私は
ドコニイクンダロウ)』
「僕は…ここで死ぬのか…ナル…皆…」
今の声は…
あの優しい彼の…
この記憶は
彼の最期………
《彩!!》
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