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「ところで彩、聞きたかったんだがさっきのはなんだ?」
『さっき…?』
ナルにため息をつかれるも再び話してもらい納得すればぼーさんの言葉になんのことだ、と彩は首を傾げる
「火事が起こった時何か投げてただろ?」
「何かの紙に見えたけど」
『あぁ、…皆さんは五行相生と五行相剋って分かりますか?』
彩の言葉に綾子と麻衣は首を傾げる
ぼーさんとリンは頷き、ナルは…分かってないな…
「陰陽五行説ってのがあってな?…木、火、土、金、水の5つの気でなってんだ」
ぼーさんは分かっていない女子に肩を落とし体を向けると言う
それに 彩は頷き紙とペンを取りだし分かりやすいようにと書いていく
『そう。それでプラスの気が五行相生、マイナスの気が五行相剋と言うの』
「………」
『…大丈夫?五行相生にあるのが木生火、火生土、土生金、金生水、水生木ってのがある…さて、麻衣に問題。キャンプとかで、もし火がない場合どうする?』
紙にそれぞれ書きながら突如麻衣に質問
「え?私?!え、えーっと…テレビとかでは木と木でこうガーって」
名指しされた麻衣は驚きながらも腕を組んで考えると手振り付きで言うと彩は正解、と微笑む
「え!本当に?!」
『本当よ。木と木を擦り合わせると発火するでしょう?よって木は火を生む…これが木生火』
「あー、なるほど」
綾子も納得したように頷きそれじゃぁ、と彩の書いたのを見て
「じゃあ水生木ってのは水で木が成長するって意味?」
『そういうことです。』
「「「ほー…」」」
彩が頷くと何故かぼーさんも感心したように呟いた
……