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その後、ぼーさんの反対を押しきり麻衣達も参加することになりメンバーは洞窟まできていた
「彩のその格好久しぶりに見た!」
「本当に面影もなにもありませんわね」
珍しくも洋服に身を包んだ真砂子と麻衣に言われれば彩は笑う
彩の格好は黒蝶としての姿
『はは、こっちの方が色々便利でさ。』
「便利って?」
そう麻衣に聞かれると彩は上着の裏を見せる。そこには彩の仕事道具が一色揃っていた
『いたるところにポケットやら色々ついてるからさ』
「すごーい!」
《特注だよねそれ。ところで彩、無理しちゃダメだからね。崖から落ちたんだから》
『………銀、それ今言う?』
銀の言葉に驚きで目を見開いた麻衣達にぼーさんに聞いてなかったかと銀を恨めし気に見れば素知らぬふりでぼーさん達の方に行く銀
「崖から落ちたって…どういうこと?!」
『いや、それは…』
「彩、話してくださいますわよね?」
にっこりと笑う真砂子に頬がひきつるのが分かり頷くとその経緯を話した
「だから林から和泰さんが来たんだ…」
『どういうこと?』
「綾子が徐霊に成功したときに和泰さんが林から出てきたの。それも奈央さんの時と一緒で何も覚えてない感じでさ最初から説明して今は家に居てもらって、一応詳しいことは彰文さんに頼んだんだ」
『そっか』
頷くと違う方向から視線を感じそちらを見ると彩は思わず固まる
『!?』
ナルがこちらを見ていた。おそらく崖から落ちたという会話を聞いたのだろう。
…リンさん、話してないの?!
冷や汗を流しながらリンに顔を向けるも、それを反らされ叫びたくなるがとりあえずナルの視線にニコリと笑えば軽く溜め息を吐いたナルは再び前を向いた