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「それともリタイアしたいか?」
『ナル、やめた方がいい…手におえない』
ナルがメンバーに顔を向けてそう言うと彩は皆の横に座り声をかければ救世主!と視線が飛んでくる
『えびすは神様だよ。……まぁ私も色々お返しはしたいと思ってるけどね』
彩!?と麻衣が声を上げる
「それなら…」
『それでも、負け戦になるのを分かっててナルも皆も危険な目に合わせたくないの。吉見家の人に祀るように言い聞かせるしかない。』
「しかしまた祀りを怠れば同じ事を繰り返す」
『同じ事が起きてもそれは自業自得だよ。後は知らない』
忠告を聞かなかった人間何て知らない、と言えば何気に酷いと苦笑を漏らす一同
『………まぁ、ナルがどうしてもやるなら止めないけど…もしものときは私が出るし』
しばらく見つめ合いナルの性格をよく分かってる彩はアッサリと折れる
それに頷いたナルはリンを呼ぶ
「私には太刀打ち出来るとは思いません。ナル、やめた方がいい。彩の言う通り我々の手には追えません」
「ぼーさん」
「やるだけはやってみるが…ナルちゃんよぉ、ここはリンの言う通りに…」
「力量のないものは必要ない」
その言葉にムキになったぼーさんがやることになったが彩は立ち上がり着替えに行こうとしたぼーさんの側に行き首を傾げる
『大丈夫?なんなら私が…』
「今回もめっちゃ助けられたんだ。怪我もしてねぇし任せとけって。…なんとかなるだろ。彩は少しでも力戻しとけ」
『…うん………けど、一緒には行くから。私も着替えてくるね』
心配そうに見てくる彩の頭をぐしゃぐしゃと撫でたぼーさんを見上げ頷いた