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今回は綾子が徐霊することになり心配でリンと真砂子、安原以外のメンバーがついていった
それからしばらくたつと彩は自分の中からヤツが出ていくのを感じる
『……綾子、やったんだ』
目を開けそう呟くと近くにいた真砂子がえ?と聞き返してくる
『綾子、徐霊に成功したっぽい。ヤツが私の中から居なくなった』
そう言い寝ていた銀に毛布を被せ立ち上がる。
松崎さんが…と真砂子が呟いてるのが分かるが彩はリンにもそれを伝え式を退かすように頼んだ後、ナルが眠っている障子を開ける
そこには
『ナル…』
身体を起こしこちらを見るナル姿が。
ナルが無事だと認識した瞬間、彩は安堵から足から力が抜けその場にへたりこむ
「彩!」
座り込んでしまった彩に真砂子達が駆け寄り顔を覗き込んでいるとナルが立ち上がり寄ってくる
ナルの足が見えると彩は顔を上げる
そこには不機嫌ですといったナルが居り目の前にしゃがまれ顔を見てくると、みるみる内に彩の視界がぶれ涙を流す
『ハハ、力抜けた…けど良かった…本当に良かったっ』
「彩…」
ナルに声をかけられ彩は思わずナルに抱き付くと尻餅をつきながらも彩の背中を撫で耳元で呟くナル
真砂子やリンは微笑み様子を見守り安原はまさか、と二人を目を見開き凝視しており、真砂子に内緒ですわよ言われなんとか頷いた
「彩、僕は無事だから…」
『うんっ』
背中に回る温もりに頷きギュッと抱き締めていれば少しして沈黙がはしる
「…彩?」
何も言わなくなった彩に声をかけるが何の返答もなく、少し身体を離して顔を覗き込めば
『スー…』
ナルにもたれ掛かるようにして寝息をたてる彩が…
「寝てしまいましたわね…」
「仕方ありません。憑依に広範囲の結界等色々気を張ってた分ナルが無事だと分かって糸が切れたんでしょう…少し寝かしときましょう」
「そうだな…」
ナルも頷き彩の髪を一撫でし髪にキスを落とした