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一瞬キョトンとするが彩は微笑み首を振る
『まだ大丈夫です…まだ動けます…依頼で何日も徹夜したことありますし。今お茶いれますね。リンさんも少し休んでください』
「ありがとうございます」
彩はポットでお茶を淹れ机に置けば椅子から立ち上がったリンが机の方に移動して飲む
自分の分も淹れると飲み一息つく
「そういえば彩に憑依してるやつは…」
『抑え込んだよ。気絶したり寝ない限り出てこないから大丈夫…』
「そうですか…日が出てきたら少し休みなさい。結界を解けば少しは楽でしょう」
『確かにね、けど徐霊手伝わなきゃ…』
おそらく多くの死霊が待ち構えてるに違いない…それをぼーさん達だけに任せるのは忍びない。
考えてることが分かるのかリンが僅かに顔をしかめる
「横になりなさい…寝てもらっても問題ありません…何か起きても私がなんとかしますし、滝川さん達に任せればいいでしょう」
強制です、と言われれば彩は苦笑を浮かべ頷いた
『分かった。けどちゃんとリンさんも休んでね?…っと明るくなってきたね』
彩が立ち上がり窓の障子を開けると死霊の姿はなく朝日が入り込んで眩しそうに目を細めた
障子を開けたままで寝ていた麻衣達を軽く揺すり唸る麻衣に苦笑すればリンを振り返る
『私ぼーさん達の様子見てきますね。』
リンは頷き、彩はベースを後にした