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彩は帰ってきてすぐ和泰の姿を探したが見つからなかった
捜索は銀に頼み、部屋の1つ1つに結界を施していく
ぼーさんや麻衣には止められたがベースをはじめ母屋にも何重にして張っていく
そして再びベースに戻ると…
『あれ、先輩。やっと来たんですね。遅いですよ』
いつの間にか安原の姿があり彩が声をかければ振り返る
「相変わらず僕には容赦ないよね」
『そんなことないですよ』
彩はお茶をいれ飲みながら素っ気なく答える
「少年呼んだの彩だったんだな?俺も連絡した時既に調べてるって言われてびっくりしたぜ」
『うん。とりあえず情報が欲しくて…調べること出来ました?』
安原に顔を向ければ紙の束を取り出した安原。
「もちろん。出来ない何て言ったら殴られますから。えっと、この家というか土地についてですが…」
安原に調べてもらったこと。この家で大量に死人が出たときがなかったか。
先々代から先代のとき死人が出ていたとのこと
しかも吉見家が来る前から起こっていた…ということは
『なに、じゃあ問題はこの場所ってこと…?』
「そういうことです。ところで彩」
『はい?』
黙って話を聞いていたが安原に声をかけられ顔を上げる
「まだ報告はあるんですけど…僕、彩から連絡がきた後に必死に頭を下げてバイト辞めてすぐ動いて色々なところ歩き回ったんです。」
『ありがとうございます?お疲れ様です』
何が言いたいのか分からないと訝しげに見れば苦笑する安原
「しかし短期間で調べるとなると一人じゃ大変で学生の女の子二人に手伝ってもらったんです。」
『うん、知ってます…彼女達よく働いてくれたでしょう?』
「え、まさか知り合いだったんですか?」
『私の仕事手伝ってもらってるんです。電話する前に連絡して先輩のお手伝いしてくれないか、とお願いしたんです。…後で私から連絡しときますので』
だから続けて、と目を閉じて聞く体制に入る
安原はまいった、と苦笑しただけだったがぼーさんや麻衣はポカンと口を開けた