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食事も終わり彩は再び外に出ていた
『銀、どうだった?』
《んー、ダメ。どっちも干渉出来ないの一点張り。情報は得られなかったよ》
『干渉出来ない?…どういうこと?』
分からないよーと言った銀は彩の足元にすりより不機嫌気味に唸る
銀の頭を撫でながらお礼を言えば銀と共に中に戻る
『何が起こるか全く分からないってのも怖いわね…』
小さく呟くと同時に誰かの悲鳴が響く
『?!』
咄嗟に彩は走りだし悲鳴が聞こえた母屋の方まで走る
そこには自分と同じ理由で集まったのだろうぼーさん達も居り中を見て愕然としているのが分かる
『………………』
彩も眉を潜めるなかリンが迎え打ち、気絶させた
「いったい何があったんですか」
全員がとりあえず落ち着き、栄次郎も縄で縛られればナルが口を開く
「こっちこそ知りたいわ!話をしてたらいきなりですからね」
経緯を話だしたのを耳に入れながら彩は眉をしかめる
『(外に結果張っても無駄みたいね…)』
《どうする?》
『(とりあえず中に居るものはどうすることも出来ないから一応これ以上入ってこないように結果は強める)』
話が一段落したのだろう、ナル達が移動を始めれば彩も立ち上がりついていく
綾子が落とすことになり(話を振られたが気付いてなかった)別室に移動する
「よし、ここなら多少暴れても大丈夫だろ」
彩はジョン達に連絡を済ましたナルの横に立ち成り行きを見る
「(何を考えている?)」
『(何が原因なのかが分からないの…なんか此処おかしいの…銀に頼んだけど風や水は干渉出来ないって…それがどういうことなのか…嫌な予感しかしない)』
「(…干渉出来ない?……無茶はするなよ)」
『(うん)………っ?!』
回線を繋げながら会話をするナルと彩に銀は心配そうに見上げる中、突如銀が振り返り彩は息を詰める
その様子に気づいたナルも前を見ればそこには大きな狐
『ナル、麻衣、下がって…おかしい』
彩がナル達の前に出てポケットから符を取りだし構える
綾子が祝詞を唱えると急に襲いかかってくるそれ
ぼーさんが迎え打とうと前に出るが目の前のそれは急に向きを変えこちらに襲いかかってくる
《彩!》
『っ、縛縛縛、不動戒縛!神勅降臨!』
彩は早口で呪術を唱え符を投げるも
《すり抜けた?!》
投げた呪符は何故かすり抜け動きを止めない狐
彩は咄嗟に印を組み結界を張ろうとするが
『我が身は我にあらじ、神の御盾を翳す「ナル!」?!』
リンの叫びに気を取られ一瞬ナルを見てしまい結界が張られる前に衝撃が襲う
《「彩!」》
思いっきり壁に押し付けられた彩は内部に何かが入り込む感触がし咳き込みその場に座り込む
「っ、」
そして背後から息を詰める声がし顔を向けると
『ナル!ご、ごめん!』
咄嗟に退いた彩はリンに支えられ、そしてナルもぼーさんがナルを立ち上がらせる
「大丈夫か!怪我は!」
彩は駆け寄ってきた銀に目を止めると自分の胸を軽く叩く動作を見た銀は目を見開いた
『銀、どうだった?』
《んー、ダメ。どっちも干渉出来ないの一点張り。情報は得られなかったよ》
『干渉出来ない?…どういうこと?』
分からないよーと言った銀は彩の足元にすりより不機嫌気味に唸る
銀の頭を撫でながらお礼を言えば銀と共に中に戻る
『何が起こるか全く分からないってのも怖いわね…』
小さく呟くと同時に誰かの悲鳴が響く
『?!』
咄嗟に彩は走りだし悲鳴が聞こえた母屋の方まで走る
そこには自分と同じ理由で集まったのだろうぼーさん達も居り中を見て愕然としているのが分かる
『………………』
彩も眉を潜めるなかリンが迎え打ち、気絶させた
「いったい何があったんですか」
全員がとりあえず落ち着き、栄次郎も縄で縛られればナルが口を開く
「こっちこそ知りたいわ!話をしてたらいきなりですからね」
経緯を話だしたのを耳に入れながら彩は眉をしかめる
『(外に結果張っても無駄みたいね…)』
《どうする?》
『(とりあえず中に居るものはどうすることも出来ないから一応これ以上入ってこないように結果は強める)』
話が一段落したのだろう、ナル達が移動を始めれば彩も立ち上がりついていく
綾子が落とすことになり(話を振られたが気付いてなかった)別室に移動する
「よし、ここなら多少暴れても大丈夫だろ」
彩はジョン達に連絡を済ましたナルの横に立ち成り行きを見る
「(何を考えている?)」
『(何が原因なのかが分からないの…なんか此処おかしいの…銀に頼んだけど風や水は干渉出来ないって…それがどういうことなのか…嫌な予感しかしない)』
「(…干渉出来ない?……無茶はするなよ)」
『(うん)………っ?!』
回線を繋げながら会話をするナルと彩に銀は心配そうに見上げる中、突如銀が振り返り彩は息を詰める
その様子に気づいたナルも前を見ればそこには大きな狐
『ナル、麻衣、下がって…おかしい』
彩がナル達の前に出てポケットから符を取りだし構える
綾子が祝詞を唱えると急に襲いかかってくるそれ
ぼーさんが迎え打とうと前に出るが目の前のそれは急に向きを変えこちらに襲いかかってくる
《彩!》
『っ、縛縛縛、不動戒縛!神勅降臨!』
彩は早口で呪術を唱え符を投げるも
《すり抜けた?!》
投げた呪符は何故かすり抜け動きを止めない狐
彩は咄嗟に印を組み結界を張ろうとするが
『我が身は我にあらじ、神の御盾を翳す「ナル!」?!』
リンの叫びに気を取られ一瞬ナルを見てしまい結界が張られる前に衝撃が襲う
《「彩!」》
思いっきり壁に押し付けられた彩は内部に何かが入り込む感触がし咳き込みその場に座り込む
「っ、」
そして背後から息を詰める声がし顔を向けると
『ナル!ご、ごめん!』
咄嗟に退いた彩はリンに支えられ、そしてナルもぼーさんがナルを立ち上がらせる
「大丈夫か!怪我は!」
彩は駆け寄ってきた銀に目を止めると自分の胸を軽く叩く動作を見た銀は目を見開いた