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「あ、あの!」
その途中、急に背後から声をかけられ振り返ると彰文が何故か緊張した面持ちでこちらを見ている
『彰文さん、どうかなさいました?』
「…いえ、あの、葉月のことありがとうございました!」
微笑みながら首を傾げれば再び赤くなった彰文が言う。それに首を振る
『気にしないでください。それに頑張ったのは葉月ちゃんです』
「…あの、彩さんはおいくつですか?」
『え?』
突拍子のない質問に彩が聞き返せば彰文は慌てたように首を振る
「ご、ごめんなさい。やっぱり何でもありません」
『そんな畏まらなくても…16です。』
「そうですか…」
苦笑しながら返し何故か彰文はそのまま固まってしまったため彩は首を傾げるがリンに呼ばれすみません、と一度頭を下げると再び調整をしはじめる
その後食事になり次々に運ばれてくる料理に麻衣が顔を綻ばせ、それを見た彩も微笑み口に運ぶ
「あれ…どしてリンさんはお料理が違うの?」
「渋谷さんと林さん、あと花岡さんは肉類を召し上がらないとお聞きしたので献立を変えさせていただいたのですけれど…違いましたか?」
『いえ、とても美味しいです。私は調査の時はお肉は控えているの…精進潔斎ってやつ』
目の前で食べているぼーさんや綾子が居心地悪そうにしているのを見て苦笑する
「まぁ…霊能者がの方も大変ですね」