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「わしらは構わんぞ。1人仲間が増えるということじゃな?…それに見た感じ力も完全には戻らなかったようじゃが現代に影響力を持ってる時点でその方がいいじゃろう…にしても子狐じゃな…頼んだぞハク。わしの手助けをしとくれ」
ハクから視線を反らさないジィに彩はハクを下ろすと短い足でジィの元に行き見上げれば小さく笑う
【うむ…しかしこれは真の姿を隠してるだけじゃ。お主もそうであろう?そんな人間の皮を被って…窮屈ではないのか】
『…………』
その言葉に彩と銀は表情を強ばらせる
人間の皮ってなに?等それぞれ話してるメンバーを見て感ずいたのは約2名
「…まさか」
「彩…まさかとは思いますけれど、もしかして彼らは…」
リンと真砂子の驚きと困惑の表情を浮かべるのを見て
彩は頭をかく
『んー…ジィ』
「…彩、何を考えとるか知らぬが…ダメだ。」
『どうしても?もうリンさんと真砂子は感づいてるんだけど…それに彼等が私の信用出来る人って分かったでしょう?』
「それでも掟は掟だ。そして、その掟を作ったのはお主じゃ…忘れたわけではなかろう」
急に緊迫した雰囲気になったことに麻衣達は自然と身構える
彩は手を合わせる
『その作った本人が許すからさ…ね、今回だけ!』
《ねぇ、彩…やっぱりダメだと思う…》
見つめ?合うジィと彩に銀が寄ってきながら言えば彩は銀に顔を向けてから、んーとジィを見る
『………………ジィ』
見つめ合うこと数分、先に折れたのはジィだった。大きな溜め息を吐く
それを見た彩は一気に表情を明るくさせ頷くと仲間を振り返る
『ってことで、お許しが出たんで言うね!リンさんと真砂子は薄々気付いたと思うけど、彼等は人の形してるけど人間じゃないんだ。』
「は?そりゃどういうこっちゃ」
ぼーさんの言葉に彩は小さく笑う
『ねぇ皆、何かに気付かない?』
「「「?」」」
言っている意味が分からないと彩を見る。
辺りを見てもいつものメンバーだけ
『真砂子はともかく、皆ハクの姿いつから見えるようになった?』
「「…あ」」
メンバーの視線の先には今まで声だけで姿までは見えてなかった筈の小さな狐の姿
「あ、あれ?いつから…だっけ?」
「校舎入るまでは見えなかったような…」
「…ハクさん、白い毛並みだったんどすね」
それぞれ騒ぎ始めれば彩も頷く
『ここは空気が違うのよ。さてぼーさんに問題。』
「お、俺か?よっしゃこい」
『ハクは何者?』