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「あたしは人間の仕業だと思うな」
「あーら言うじゃない」
「まぁ聞いてよ」
彩が中から聞こえてきた声に耳を傾けながらソッと中に入る
そこには真砂子とジョンを抜かしたメンバーが揃っており、話に夢中になっていてナルとリン以外は気付かない
二人からの視線を感じれば頭を下げ近づき同じように画面を覗き込む
「…あの後大丈夫だったのか?」
あの後?
『あぁ、異形に追いかけられてただけですから。電話切ってすぐに祓いましたし』
「花岡さんは陰陽師なのですか?」
彩の言葉にリンは顔を向けると小さく頷く
『そんな感じです。ところでこれってサーモ・グラフィー?わ…超高感度カメラまである…』
「分かるのですか?」
リンとナルは僅かに驚いてるような感じで見てくれば彩は少しだけ、と呟く
『一応端くれとしてこういう業界の事は勉強してるので。』
まだまだ分からない事だらけですが、と笑えばリンも小さく笑みを浮かべナルは
「麻衣よりは使えるな。」
と呟く。
「典子さんかぁ?」
一際大きな声を出した滝川さんに彩とナルも顔を向け綾子が賛同する
「なーるほど、香奈さんって結構キツそうだもんねぇ」
「シロウトの浅知恵だな」
『し、渋谷さん…谷山さん、ポルターガイストと犯人であることが多いのはローティーン…つまり思春期の子供が多いんです』
「典子さんは二十歳、思春期というには成長しすぎている感じだな。」
ナルの言葉に苦笑し宥めるように体の向きを変えて言えばナルも捕捉し麻衣を始め綾子やぼーさんもへぇ、と呟く
「…って!花岡さんいつの間に来てたの?!」
『ついさっき。挨拶が遅れてすみません…黒蝶こと花岡彩です。彩って呼んで下さい。私も参加なのでよろしくお願いしますね。』
…