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「彩、ありがとうな」
その後麻衣が泣きつかれて眠ってしまいベッドに横たわらせる
彩は麻衣の髪を撫でていると目の前からの声に顔を上げ首を振ると気にするな、と呟く
『我は戻るがよいか』
「あぁ、部屋まで送ってくか?」
『いや、いい。お主等もはよ寝たほうがい…?』
申し出に断りながら立ち上がろうとするが腰を浮かした状態で止まり、麻衣の方に顔を向け苦笑を浮かべる
それにぼーさん達が首を傾げるも彩と同じようにそちらを見れば…
「あららー…」
『…』
麻衣にしっかりと握られた彩の袖にぼーさん達も苦笑しそっと外そうとする
しかしそれを止めたのは捕まれた本人だった
『よいよい。…また起こしてしまうかもしれん…今日は此処で寝るとしよう。よいな?』
「まぁ彩がいいんならいーけど…」
『決定だ。』
「んじゃ、俺たちは戻るか…おやすみ」
苦笑を浮かべぼーさんが言えば各々挨拶をし男性陣が出ていった
それを見届けてから彩がベッドに潜り込もうとすると真砂子が寄ってくる。それに気付いた彩は顔を向け首を傾げる
『どうした?』
「いえ。麻衣のこと、ありがとうございました」
『そんなことか。気にするでない。…そうだ、原も一緒に寝るか?松崎も』
「ええ?!」
彩の申し出に真砂子が目を丸くする。それに綾子が呆れたように腰に手を当てる
「いくらなんでも狭いと思うわよ?」
『ベッドをくっつければ良いだろ…ほれ、はよくっつけろ。我は眠い』
承諾もしていないのに彩の催促に真砂子と綾子が顔を見合わせ諦めたように二人で1つのベッドの移動し入る
「…松崎さん、蹴らないでくださいましね」
「なっ!そんなことしないわよ!」
『うるさい!谷山が起きるであろう!電気消すぞ』
彩が苦笑しながらリモコンで電気を消せば綾子達も横になる
最初言い合いをしていた二人も静かになり麻衣の寝息だけが聞こえる
「明日の麻衣の反応が楽しみね」
その言葉に真砂子も彩も思わず小さく笑った