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「あ!ジョン戻ってきた!」
その後結構な時間がたち扉が開くと麻衣が反応して良かったと近付くが疲れたように呆然としているジョン
「……………」
「?…ジョン?」
「!え、あ、麻衣さん…遅くなってすみませんです」
再度の呼び掛けにハッとしたようにジョンが麻衣を見て微笑むと麻衣も微笑む
「大丈夫?今紅茶いれるね」
「おおきにさんどす」
麻衣が頷き用意するなかジョンは椅子に座る
「黒蝶はどうしました?」
「あ、黒蝶ならボクを部屋まで送ってくれた後、自分の部屋に向かったと思いますです…じゃあな、って言って行ってしもうたんで」
ナルがジョンに探るような視線を向けるも当の本人はさらりと答える
「何かされたの?随分疲れてるようだけど」
麻衣がジョンの前に紅茶を置くとぼーさんの隣に座り問いかければ苦笑を浮かべるジョン
「よぉ分からんですけどひたすら屋敷の中連れ回されたんどす…カメラはどこにあるー言うて死角になる場所ばかり…正直何がしたかったのかまったく…ボクじゃなくても良かった気が…」
紅茶を飲みながら肩を竦めれば意味不明な彩の行動にナルやぼーさんも肩を竦める
「変な行動は今に始まったことじゃない」
「本当にな…協力したり、一人で出歩いたり、暗い部屋で寝てたり、ジョンを連れていったり…」
「はは…そういえば森さんはどないしたんですか?…あれ、松崎さん達も居ない…」
今更ながらジョンが気付き辺りを見渡せばぼーさんが苦笑し時計を示す。時刻は夜の11時をとうに過ぎていてジョンは慌てる
「先寝た…彩と一緒なら大丈夫だろーって」
「!す、すみません!もしかしてボクを待ってたんどすか!?」
「いや、確かに待ってたのもあるけど此処に居るのは寝れん組」
「そーそー。けど流石に寝ないと明日キツいし、寝よっか」
「だな。ってことで先寝るぞ。あのねーちゃんからの話しは明日話してやるから」
片付けを終わらせた麻衣が言えばぼーさんが頷き立ち上がるとナルを見れば頷かれリンにも言えばそのまま三人はベースを出ていった
「何か隠してますね…」
「あぁ、だが聞いても答えないだろう…僕らも休もう」
「はい」
三人が出ていった後リンとナルがそんな会話をしていたことは誰も知らない