Files8
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その後、ぼーさん達が壁にかかってる額と思われるものを発見し何故か彩を連行してベースまで戻ってきた
『まて!我まで巻き込むでない!』
「はいはい、行こうね」
「まぁまぁ」
ぼーさんと麻衣が彩の背中を押しながら中に入ると驚いたようなメンバーが出迎えた
《彩?!》
『おい、小さいの!部下の躾はちゃんとしろ!』
驚いてる一人のナルに吠えるように言えばナルは何があった、とぼーさん達を見る
「ナルちゃん、叱ってやれよ。人には一人で出歩くなって言ってたのに隠し部屋で寝てたんだぜ?一人で!」
「今更じゃないのか」
ぼーさんの言葉にナルが彩を見れば一言。
その言葉に彩はフンと笑う
『その通り、今更じゃ。』
「でも、危ないよ!」
『だから我は強いと言っておろう!?』
何度も言わせるな、と彩が言うとナルは少し首を振り
「何を言っても無駄だ。それで、隠し部屋と言ったな?」
「あぁ、それでこれを見つけた」
ぼーさんがナルの言葉に頷くと大きな額を渡す。仕事の話しに戻ったナル達に彩は背中を向ける
『我は戻るぞ。』
「ちょっと待て」
『なんなんだ』
ナルに引き留められ段々面倒になってきた、と肩を竦めながら振り返れば差し出される紙
『これは?』
「調査中に見つけた。どう思う」
彩がそれを受け取る
そこには昔の紙幣。文字が書かれており、それを見た彩は小さく笑う
『ほほう…面白い事が書いてあるな』
その言葉に麻衣が分かるの?!と叫べば彩は全員を見渡しキョトンとする
『分からぬのか?…おいおい、お主等の殆どが日本人だというのに情けない…』
「いいから説明しろ」
ナルの厳しめな言葉に僅かながらムッとした彩はふいに何かを思い付きニヤリと笑う
『…いいだろう。教えてやる…だが条件がある』