Files8
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その後適当な場所で睡眠を取っていた彩は扉が開く音、そして人の話し声で目を覚ました
「小さい部屋がありますね。ボクが降りてみます…」
「気を付けろよ。少し空いてたのも気になる」
「ハイ」
鉛の混じる声が近くで聞こえたと同時に降り立つ音が聞こえ次には舞うホコリに彩は顔をしかめ起き上がる
「ジョン?!」
「大丈夫です。ホコリが『おい』わぁああ!?」
上からの声に答えると同時に彩が話しかけると凄まじい悲鳴が轟きジョン!とぼーさんが降りてくる。そして懐中電灯を部屋中に向け
「うおっ!」
『眩しい』
「黒蝶さん!?」
ジョンの言葉に上から黒蝶!?と麻衣の驚く声が聞こえるが当人は訝しげにぼーさん達を見る
『こんなところで何をしておる。』
「それはこっちの台詞だ!ったく驚かせやがって…俺達は調査、んで黒蝶こそなにしてんだ」
吠えるぼーさんに彩は今まで自分が寝ていた場所を指で差し
『寝てた。まったく気持ちよく寝てたというのに起こしよって…ほれみろ、ホコリまみれでもう寝れんではないか』
「「……………」」
何をどこから突っ込んでいいのかと呆然とするメンバーに彩は服についたホコリ等を払えば腰に手を当てる
「黒蝶…こんなところに一人で居たの?」
上から麻衣の声が聞こえてくればうむ、と頷く
『そうだが?』
「人には一人で出歩くなって言ってたのに…」
『心配ない。我は強いからな…それに我には我の目的がある。』
上から差し込む懐中電灯の光を見上げながら言えば続いて目の前の人物が口を開く
「目的ってなんどすか?」
『それは…』
「「「それは?」」」
全員の声が被るなか彩は綺麗にウィンクすれば
『秘密だ。』
「「………//」」
『引くでない…我とて寒気がした』
間近で見ていた二人が黙り混んだことに彩は自分の気持ち悪さに黙ったのだと勘違いし麻衣達は理由を知ってる為溜め息を吐いた