Files8
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「ぅ、はーっ。なんか`いかにも幽霊屋敷`って感じじゃない?」
「だよな…古い洋館にいわくありげな由緒…っとナルちゃんどうした?」
大橋が出ていくと綾子とぼーさんが話、ナルの様子に気付いたぼーさんが顔を向ける
「気に入らないんだ」
「なにが」
「長いこと無人だった幽霊屋敷、建物は複雑な上平面図もない。そんなところに泊まり込むん「平面図、あげましょうか?」
「「「?!」」」
ナルに目を向けてると急に背後から声がかけらればっと目を向けると全員の顔が険しくなった
入ってきた音すら気づかなかった…リンさえも
「っあんた!」
「なにかご用ですか…金山さん。」
そこに居たのはあのときナル達を気絶させ彩を連れ去った人物
ナルがカタンと立ち上がり睨みながら言えば金山が持っていた紙をヒラヒラとちらつかせる
「いやぁ、まさかこんなところで会うはめになるとは思わなかったっスけど挨拶でも行こうかなぁって。手土産を持ってきたんスよ」
ヘラヘラと笑う金山に麻衣が顔を歪ませる
「彩は!」
「彩?あぁ、黒蝶っすね。見たとおり無事っスよ?さっき見たっしょ?」
「あれは彩であって彩ではありませんわ!いったい彩に何をしましたの!?」
キョトンとした金山は持っている紙で紙飛行機を作りながら言えば真砂子の叫びにへぇ、と驚いたように顔を向ける
「なに、もう気付いたんスか?さすが本物は違うっスねぇ。」
そう言い紙飛行機をナル達の場所に飛ばせば分かっていたかのようにナルの元に落ちる
それをナルが広いあげれば中を広げる
そこにはこの屋敷であろう内部の平面図
「…何故これを。大橋さんはないと言っていた。」
「優秀な何でも屋さんが頑張って視てくれたんでねー。」
それでも早すぎないかと考えてればそれが分かったのかあぁ、と指を上げる
「ちなみに何でも屋さんだけは許可取って昨日からいたんスよ。」
「こんな危険な場所って言われてる場所に一人で…?」
「問題ないっスよー。彼女強いから。」
どういう意味でだ、とナルが口を開こうとするも…
《彩に会わせて!》
「ん?おお、君は彩の式っスね?残念っスけど今は無理っス。今頃話し合いでもしてるんじゃないっスか?まぁ、その後は自由に動くだろうからそのうち会えるんじゃないっスかねぇ…ま、今会っても君の、君たちの存在は覚えてないと思うっスけどね?」
ナルの膝から下りた銀が金山の前に行けば警戒と怒りを滲ませ震える声で叫ぶと金山がしゃがみ首を傾げながら苦笑を浮かべ言えば立ち上がった
その表情に疑問を持つナル