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ナルは大きな溜め息をつく
ジーン探しをしながら第一の目的、彩を見つけるため旅に出ていたが急にまどかから帰還を命じ?られ戻るはめになった
戻って事務所に行けばリンとまどかが出迎えられ用事を聞いた後、メンバーに連絡する
それを待つ間、ジーン探しの成果を聞かれ、もうひとつの事情を含め話した
彼女、というより彼女のいる機関のほうが情報収集の幅は広がる
ぼーさん達を信用してないわけではないが使えるものは使うのがナルのやり方だ
「それで、その彩って子を捜してたのね…分かった。私達でも捜してみるわ…」
「助かる」
そのナルの言葉にまどかは目を見開く
リンは理由が分かるため苦笑を浮かべた
あのナルが…滅多なことではお礼も言わない…言ったとしても渋々だったり皮肉めいているのしか見たことがない
それをこうも素直に言わせる人物
まどかは彩に興味をもち微笑む
「大切な人なのね」
「…………あぁ。」
「けど探すのに視たんじゃないの?」
彼の実力はよく知っている為首を傾げると当人は首をふる
「視た、が何かに遮られてるように途中までで終わる」
ナルの言葉にそう…と考えるようにすれば来客を告げる音が所長室まで届きリンが出ていきすぐに戻ってきた
安原をつれて
「ナル、安原さんが来ましたよ。」
「あぁ…じゃあまどかはオフィスの方に居てくれ。すぐに他のメンバーが来る」
「分かったわ。」
そう言って出ていったまどかを見送れば安原に顔を向けこれからの話を始めた