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腕に繋がってる鎖がカチャリとなるのも構わず腕を動かす
『お母さん?私にはもう両親と呼べる人は存在しないわ…今目の前にいるのはただの誘拐犯よ…昔も今も自分達の勝手で私を縛り付けている愚かな人達だけ…こんな風に、ね…っ』
笑いながら言えば突如頬に衝撃を受け顔を反らせる
睨みながら前を見れば鞭を持った母と名乗る人物が顔を真っ赤にし怒りで体を震わせている
「その目…変わってないわね。そんな生意気な態度とって良いと思ってるの?自分の状況考えたら?」
『私が何かしたら状況変わるわけ?残念だけど、貴方達に私はもう何も協力しない。』
彩の言葉に怒りを込めた表情のまま笑いだす女
「そう言ってられるのも今の内よ。…そうね、まだ向こうの準備が出来てないから……少しでもその態度を治す為…調教でもしましょうか。」
そう言った女は笑みを深め目の前の娘に鞭を振るった
彩はくる衝撃に唇を噛み締め悲鳴を上げることなく目を閉じた
…ナル…
ナル達は大丈夫かな…
銀がついてるから大丈夫だと思うけど
銀には私の変わりにナル達を守ってほしい
ごめんね、こんなことに巻き込んで
私なら大丈夫だから…
リンさん、麻衣、真砂子、ぼーさん、綾子、ジョン
貴方達には本当に感謝してる
私を受け入れてくれた…
こんな信用出来る人達に会えると思わなかった
私の渡したお守りが守ってくれるはずだから
本当にありがとう
そしてナル。
私の最愛の人
貴方と過ごした日々はこれ以上ない幸福な時間で幸せな思い出
それがあるから私は耐えられる
願えるなら…
もう一度貴方に会いたい
ありがとう
ナル