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そのまま彩の体は走り続け一度止まればキョロキョロと辺りを見渡す
……隠れる場所探してるの?
うん…
彩の手にはステッキというゲームで使う棒
それに視線を向ければケンジは悲しそうにする。先程の事を思い出したのだろう…
リンさん、事情知らなかったから…ケンジ君は見つけて欲しいんだよね?
少し明るめの声にケンジは頷くと彩は小さく笑った
…なら私も頑張ろうかな。
ケンジが首を傾げる中、彩は意識を集中させた
『(銀、聞こえる?)』
《彩大丈夫なの?皆探しにいこうと話してるよ》
『(だろうね。ちょっと手伝ってほしいんだけど)』
《あいよ。今どこ?》
銀に今いる場所を言えばすぐに駆け寄ってくる
近くにきた銀に彩は小さく笑い
『(私の身体をあそこに連れていってほしいんだ)』
《あそこに?また重労働だなぁ…彩の膝枕で手を打とうじゃないか》
『(高いなぁ…さぁ、ゲームの始まりだよ)』
おどけて言う銀の言葉に思わず彩も笑いながら返し銀を興味深そうに見ていたケンジも笑って棒を使い派手に壁を叩いた