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次の日、彩は銀と共に道玄坂に居た…黒蝶としてなので目立つ目立つ…
しかし、そんなことは慣れたもので堂々と歩く
『ここだよね…』
カフェの横にある階段を上がり目当ての場所に行く
…SPR…渋谷サイキックリサーチか…
直訳して渋谷心霊調査事務所…
同業者…よね…私になんの用があんのよ…
中から少し騒がしい声が聞こえてくるが文字を一度撫でると中に入ろうとドアを開ける。
その音に反応したのか一人の女性が出てくるが彩を見て固まる
「いらっしゃ…いま…せ?」
女性…谷山麻衣が出てきて彩も驚き目を見開く
『(もしかしてここ…)…渋谷一也さん。いらっしゃいますか』
「あ、はい。ただいま呼びますね…ナル!ナルにお客様!」
帰りたい衝動を堪えながら隣にいる銀を睨む。しかし、睨まれた銀は素知らぬ顔で中に入っていき見知った顔を見て尻尾を振りながら近づいていった
ナルのお客様という単語に騒がしかった声が止まりこちらを見てくる見た事のある面々。
その中で顔見知りを見つけると彩は肩を落とし、真砂子は驚いたようにするも苦笑を漏らし銀を撫でた
しばらくすると、渋谷一也基、ナルが出てきてフと笑う
「お待ちしていました。どうぞお座り下さい。黒蝶さん」
『…どうもありがとう。』
彩は諦めたように息を吐くと空いてる席につく
『今回、何故私が呼ばれたのでしょうか』
もう事件も終わったし、干渉することもないでしょう。と微笑む
「おい、ナルちゃんよ、黒蝶ってあの黒蝶か?!何でナルが黒蝶と関わり持つんだ?!」
「「黒蝶って?」」
「おいおい麻衣はともかく綾子は何で知らないんだよ!ジョン!説明!」
「は、はいです…黒蝶っていうのは…」
何故か後ろで私の説明が始まってる。
まぁ、いいや…とナルと再び対峙する
「僕だけではありませんよ…ですよね原さん。」
「真砂子まで…どこで知り合ったんだよ」
「わたくしは一度お仕事を一緒にやらせていただきました」
お茶を飲みながら言うとそうか、と今度はナルを見る
「ぼーさん、少し落ち着いたらどうですか。僕は今回の麻衣の高校で。思い当たりありませんか?松崎さんと校長の件、原さんの件。僕達だけじゃなかったんですよ。協力者は…そうですよね黒蝶さん。」