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その後、ケンジを落とすために場所が用意される
ジョンの祈祷が始まると彩は麻衣の隣に立ち様子を伺う
麻衣が可哀想、そう呟く
「イン・プリンシピオ」
ピクリとタナットが震え意識がなくなったのを見ればぼーさんが麻衣の頭を撫でる
《彩?いいの?》
『(…いいよ、とは言えないよねー…)』
彩は目の前の光景に困ったように眉を下げる
ケンジがふらふらとこちらに向かってくる…銀の言葉に彩は溜め息を吐き目を細めると小さくおいで、と呟く
そして中に入ってくる感覚に眉をしかめ激しいラップ音と共に力が抜け座り込む
「ラ、ラップ音か今の…」
「彩大丈夫?!」
麻衣が心配そうにこちらを見ているが彩は一度麻衣を見るも立ち上がり
「彩!?」
タックルするようにリンに突進した彩にナルを含めたメンバーが驚く
「あ、彩!?」
リンが顔を青くすると彩は満面な笑顔を浮かべ、ジョンが慌てた
「すっ、すんまへん!すんまへん~~!彩さんの中に入ってしもうたみたいです!」
『……私は私で頑張るから早く解決策見つけて…』
「意識があるのか」
ナルの言葉に彩は満面な笑顔を浮かべたまま顔を向け頷く
『憑依は疲れるから必要以上に話したりは出来ないから…後は頑張って。リンさん、ごめんね』
「彩待って下さい!」
そのまま黙ってしまった彩にリンの悲鳴が聞こえるがそのままケンジの行動に身を任せた