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『ナールー、まーいー、ぼーさーん、ジョーン、リンさーん、話終わったー?』
「彩、なにその気の抜ける呼び方…今終わってケンジ君を…」
中に入ると話を聞いているメンバーに彩が声をかけると麻衣が小さく笑いながら振り返り、その光景に首を傾げた
「誰?その子…」
「まぁタナット!どこへ行ってたの」
彩が口を開こうとするもその前におばさんが声を上げる
「この子ですか?居なくなっていたというのは…」
「ええそうです。さぁタナッ「おとうさん!!」
彩が何の話をしているんだと首を傾げるが急に手が離れケンジを見ればリンに抱きついていた
麻衣達が驚き目を見開く中彩も驚きナルに顔を向ける
『えーっと、……話、聞かせてもらえる?』
「あぁ」
その後ナルから話を聞けば納得したように頷く
『そういうことね…ねぇ、リンさんが助けを求めてこっち見てるよ』
「放っておけ…それで何故彩が連れてきた?」
『外一週見回って入り口に戻ってきたら後ろから抱きつかれた…から連れてきてみた』
正直に離せばナルが溜め息を吐き話している麻衣達を見る
「じゃあやっぱり子供達に憑くのは永野ケンジなのか…」
「でもあの子は喋れなかったんでしょ?さっきはっきり「お父さん」って」
「声が出なかったといっても元からではありませんでしたから…何かの弾みで声になることがあるようです」
ぼーさん、麻衣、東條神父の順番で話すのを聞き、結局少しの間リンさんには犠牲になってもらうということで話はまとまった
1つの部屋、ケンジの前でリンが影を背負っていれば彩はそっと近付きリンの隣に膝をつく
『リンさん、大丈夫?』
「彩、どうにかしてください」
『どうにかしたいけどねぇ…』
彩が来たことでケンジが笑みを浮かべ人形を差し出してくれば受けとり微笑むと嬉しそうに笑い抱きついてくる
それを受け止め頭を撫でれば助けを求めるリンに顔を向けると背後に顔を向ける
その視線を受けたナルは頷き近くにいる麻衣達に指示を出した
…