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《お見事》
『符しか仕事道具持ってきてなかったのは痛かったけどね…でもあまり手応えがなかった…』
大きな骸骨を祓った後、一息つけば少し考えるように顎に手を当てる
《彩?》
『…少し調べた方がいいかもしれない。渋谷にあんなのがいるなんて情報今まで一度もなかった…私だって何度か渋谷にだって夜警に出てたのに…あの気配見逃すはずがない…』
考えこむ彩に銀も深刻な顔をするが聞こえてきた声に顔を上げる
《とりあえずここから出よう。異形より幽霊より生きてる人間の方が恐い》
『そうだね』
裏路地は変な輩が多い…絡まれたら大変だと彩は本通りに出た
まだ騒ぎが収まってないらしくパトカーが多い
「彩!」
『んぉ?あ、ナル!』
声がし振り返ると少し焦ったようにナルがこちらにくる
彩は手を上げればナルは目の前に止まりすぐに手を引き歩き出す
何故か周りから注目され?を飛ばしながら事務所につき手を離すと資料室に向かった
『ナル?』
《多分今の格好だとおもうよー》
格好?と言えば自身の格好を見る
白いスカートには赤い染みがある
…そういえば瓦礫かぶったな…そのときにどこか切れたか…注目の理由も分かったよ
苦笑を浮かべながら全身を確認すると腕に切り傷がある。血はそこから出ている
『あらら。』
他にもつけないようにしてると資料室の中から救急箱を持ったリンがナルと共に出てきて彩の姿を見れば溜め息を吐く
「座りなさい。」
『じ、自分でやるよ?』
「座れ」
リン、ナル両者から言われれば彩はたじろぎ差し出された椅子に座った
…