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夕方、バイト後に更衣室で着替え支配人と少し話し挨拶を済ませれば店の外に出る
《事務所いくの?》
『うん。ナルに連絡してみてね』
携帯を取りだしメール画面を作れば終わった事と事務所にいるのかという文面を作って送る
返事が来るまでその場に待機しようとするが…
《彩…》
『うん…この格好は動きづらいかな…』
ある気配に気付き意識を集中させる
《っ、彩!後ろ!》
『っ、こんな街中で!』
強い気配と共に爆発音が響き銀が叫び後ろを振り返る
辺りの人達は何事だと叫んだり悲鳴を上げたりで騒がしくなる。瓦礫が腕とかに当たるのも構わず彩は咄嗟に走りだす。
『とりあえず人が居ないところ!』
《渋谷の街中で人が居ないところなんてないよ!》
『あはは、だよね』
《笑ってる場合じゃない!》
彩はとりあえず路地裏に入りチラリと後ろを見れば自分のした行動を後悔した
『うわ…なにあのでっかい骸骨!どんだけ集まってんの!?というか何でこんなところにいるの?』
後ろから何かを壊すような物音が響き走りながら鞄の中を漁る
そして何かを引っ張り出すと手に持つ
《彩!》
『狭いけど仕方ない!』
彩は振り返り符を構えると骸骨も止まりじりじりと近付いてくる
…オ前、食ワセロ…ソノ霊力…欲シイ…
『私なんて美味しくもなんともないよ』
そう言い呼吸を整え印を組んだ