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「普通ならそうですよね。けど彩ちゃんは一味違ってたんですよ。…まだ思い出せません?夕方公園で…」
『公園…?…ぁ』
《あー…ボクも思い出した。あれはひどかった。》
思い出した。いきなり公園に呼び出しがかかったことが一度だけあった
…え、けどあの時
彩は完全に思いだし頭を抱える
それに安原は笑い彩の前に立つ
「思い出したようですね。じゃあ再現でもしましょうか」
『嫌ですっ』
「凄く気になる!」
麻衣がわくわくしたように言う。
麻衣よ…はしゃぐ前に君の隣にいる少年をどうにかしてくれないかな…負のオーラが凄いんだよっ
「彩、付き合ってくれませんか?」
頭を抱えたままいると目の前から声がかかり顔を上げポツリと呟いた
『どこに?買い物?…でしたっけ?』
「正解です」
「「「…………………」」」
「一番やっちゃいけねぇよ…」
『だって、そんな素振りもなかったですし、その後普通に買い物行ったじゃないですか…』
全員のなんともいえない視線が集まる
「まさかああ返ってくると思わなかったですからね」
けらけらと笑いながら言う安原に彩は唸る
『中学の時、誰からも告白なんてされたことなかったで!先輩が私に近付いてきたのもからかう為かとっ』
もうやだー…と彩は項垂れ呆れた様子のナルの後ろに隠れる
「皆さん、何故彩が告白されてなかったか分かりますよね」
「私分かる気がする…うちの学校でもそうだから」
「私も分かりますわ…」
安原が全員を見渡すと麻衣と真砂子が頷いた
彩はわかって居ないがいわゆる彩は高嶺の花。
綺麗で大人びた雰囲気が誰もが話しかけることすら躊躇ってしまうのだ
『皆して何!』
《お、落ち着いて!》
何故か納得しているメンバーに彩と銀は叫んだ