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全員で乾杯をし机の上に広げられた料理を食べる
そこはまるで戦場のようでギャーギャーと騒がしい
『この料理どうしたの?』
「ん?あぁ、最初デリバリーにしようかって考えたんだけど、珍しくナルが手配してくれたんだよ。」
ぼーさんの言葉に彩がナルに顔を向ける
『そうなんだ…ナル、ありがとう。凄く美味しい』
微笑みながら言えばナルが小さく頷く
ナルの所に行こうかなー、なんて思ってると横に人の気配
『ん?あ、安原さん…よかったですね解決して』
「はい。改めて解決に協力してくれてありがとうございました…人形は花岡さんが用意してくれたと聞きました」
「お、そういやそうだったな。ナルが言ってた」
『確実じゃなかったんだけど…成功してなによりです』
ぼーさんに微笑みながら言えば安原が苦笑を浮かべる
「やっぱり僕のこと覚えてないですね…」
「え?安原さんと彩って知り合いだったの?」
いつの間にか麻衣たちも集まり始める
『え?』
安原の言葉に彩は首を傾げ安原を見る
「完璧忘れられてますね…彩ちゃん相変わらずだなぁ」
彩ちゃん、そう呼ばれればハッとしたように目を見開く
中学の頃、理由は分からないが自分は殆どの人に名字で呼ばれていた。
その中学で唯一名前で呼んでた少年がいた…それが
『………修、先輩?』
「はい。お久しぶりです。まさかまた彩ちゃんにまた会えると思ってなかったですよ」
《えー!あのガリ勉君!?》
『う…え、本当に?全然気付かなかった…見たことあるかも、とは思ってましたけど』
「僕は一目で分かりましたよ?酷いなー」
『本当すみません…』
調査では殆ど姿を見せず姿を見せても会話もしないままだったのだ