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『誰でも自分のしたことの責任を負うものなの』
麻衣に近付きながら言えば麻衣はキッと彩を見る
「だって皆知らなかったんじゃん!」
『「無知は言い訳にはならない」』
彩とナルの言葉が重なれば麻衣が息を詰め拳を握り締める
彩は一度ため息を吐けば麻衣の頭を撫でる
「リン、準備を始める。彩はここに居てくれ」
『分かった』
段ボールを持って出ていったナルを見送れば麻衣の前に回り頬を撫でる
『麻衣…』
「わかってるもん…ナルが…彩が正しいってことぐらい分かってるもん。でもだからって言ってること全部にうん、なんて言えないよバカって言われてもいいもん…けど、なんか違うんだもん…」
「仕方ないわよ…もう私達に出来る事がないんだから」
「止める…ナル達を止める!」
『麻衣!』
そのまま走り去った麻衣に彩が呼び止めるも止まらず大きくため息を吐いた
「…そのうち戻ってくるだろ…彩も少し休んだらどうだ?」
『あーうん。…銀、ごめん、麻衣探してくれる?』
《あいよ》
何かあったら呼んで、と続けると銀は頷き消えた