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彩は横になってると坂内がやってきて隣に座る
「彩、上司が彩の過去話してたけど…」
『…そっか。』
苦笑を浮かべながら呟くとゆっくり起き上がり懐から笛を取り出し奏で始める
《彩…》
その音は悲しく寂しいものに聞こえ銀がすりよる
それに微笑みを返せば演奏を止め立ち上がる
『とりあえず今は依頼を終わらせよ…今の状態じゃリンさんに頼むしかないかな…』
《うん…人形渡したら帰ろうよ…本当顔色が悪いし、死なないにしても倒れちゃう》
『そうだね…坂内君、投げ出すようでごめん…後は上司達の側に居てくれる?もう大丈夫だと思うから』
「分かった。彩、助けてくれてありがとう…」
どういたしまして、と坂内に微笑めば一度手を差し出し二人は握手をした
『来世で必ずまた会おう…友達として』
彩の言葉に照れくさそうにしながらも頷いた
「あ、そういえば「「彩!!」」
『え…ぅおっ』
バンッと大きな音がしそちらを向くと同時に突進してくる二人の人物
驚き受け止める事が出来ずそのまま倒れた三人に銀は唖然とするが坂内に顔を向け小さく笑いあう
「ちょ、麻衣、真砂子!病人になんてことするの!」
「彩大丈夫か!?」
「先にお二人をどかしたほうがよろしいんやないかと…」
次々に慌てて駆け寄ってくるメンバーに彩は頭を擦りながら目を見開きとりあえず目の前で一緒に倒れている二人を見る
『ま、麻衣?真砂子?』
「彩!私彩が大好きだからね!」
『え?』
「だって今まで一杯助けてくれたし、優しいし、暖かいし…だから、だから…」
そのまま泣き始めてしまった麻衣に困惑してれば真砂子が顔を上げる
「彩の過去をナルから聞いたのですわ。それでも私と同じ気持ちなんです…分かりますでしょ?彩が大切なんです…」
真砂子の言葉に周りを見るとぼーさんや綾子、ジョンが微笑み頷く
遠くの方にナルやリンの姿も見える
彩は一度目を閉じれば深呼吸をすればゆっくり起き上がり泣いてる麻衣と微笑んでる真砂子を両手で抱き締め
『ありがとうっ…』