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「「!?」」
「おいおい、まさか…」
全員が目を見開き彩に目を向ければ当人は悲しそうに目を伏せる真砂子の頭を撫でゆっくり立ち上がる
『分からないわけないでしょ…これでも陰陽師の端くれだよ。私は坂内君を助けたかった。彼は自分が撒いた種を後悔し全てを見届けたいと願った…だから私は手を貸すことにした。彼を何が何でも助けたかったのよ』
リンをじっと見ながら言えばリンは眉を潜め
「だから貴方が犠牲になったと?それで何あった時、周りの人達がどう思うか分かりませんでしたか」
『そこは大丈夫。私は変な呪詛じゃなければ死ぬことはない…激痛とかは伴うけど体内で呪詛を浄化することが出来る』
「何を…」
「私はそういう実験をしてきたの。私は私の血は…道摩法師の血が強いから」
「道摩法師…?」
再びリンが目を見開いたのが分かれば彩は目を細めベースを出ていった
《彩!》
それを銀が慌てて追いかけていった
『言っちゃったー…』
そのまま屋上まで走った彩は扉を閉めると同時にそこに崩れ落ち小さく笑った
《彩…》
『多分リンさんやナルから説明されるでしょ…皆驚くだろうね…私が呪い専門の陰陽師の子孫って知って』