Files6
夢小説設定
ご利用の端末、あるいはブラウザ設定では夢小説機能をご利用になることができません。
古いスマートフォン端末や、一部ブラウザのプライベートブラウジング機能をご利用の際は、機能に制限が掛かることがございます。
『逃げた…ような?』
「彩?正直に話してくださいまし」
真砂子が怖いくらいに笑顔になれば彩はより冷や汗を流しナルに助けを求めて顔を向けるも何もしてくれず諦めたように息を吐きポケットから一枚の紙を真砂子に渡す
それを開けば全員が首を傾げる
「ヲリキリ様じゃん…これがどうしたの?」
『リンさんに渡してくれる?それできっと分かるから…これは神社の下にあったものよ』
麻衣が真砂子から受け取りリンに渡せばリンが僅かに目を見開き頷く
「ナル…これは呪符です。それも神社の下に埋めてあるからには人を呪い殺す為のものです」
『もうひとつ最悪な事に呼び出された霊が共に食べあってる…それを続けたらどうなる?』
「……っ、蟲毒か…しかも霊を使った」
「蟲毒って?」
麻衣が深刻そうな三人に首を傾げればナルが説明を始める。
一通り説明が終わると麻衣が突っかかるがリンが遮り立ち上がる
「…ちょっと待ってください。谷山さん、原さんは黒い鬼火が彩の方に言ったといいましたね…彩、まさか…」
『……………』
「何を考えてるんです!」
こ、怖っ
今まで聞いたことのないほどに怒っているリンに彩だけではなく他のメンバーも青ざめる
「リン?」
ナルまでが驚いたように見るがナルに視線を向けることなく彩に近づく
彩は恐怖からただ見上げた
「何故そんなことをしたんですか!自分の体内に呪詛を引き受ければどうなるか分からなかった訳ではないでしょう!」